もう何年も当店でヘアカラー(白髪染め)をされていたお客様がある日「最近、染めた翌日くらいから頭皮が痒くてしかたないんだけど…。」とご相談を受けました。一時的な体調の問題かもしれませんが体質の変化というのも考えられます。薬剤からの刺激を和らげるために頭皮保護スプレーを使って施術してみました。
翌月、「地肌どうでしたか?」と伺うと「あまり変わりはない。やはり痒くなる」という事でした。
そうなると問題はアルカリかジアミンの可能性が大。問題がアルカリならばなんとかなりそうですがジアミンだった場合は厄介です。
保護オイルをスプレーしてからアルカリの量が少ないヘアカラーを塗布。
アルカリが少ないためいつもより若干長めの放置時間からのシャンプー。これで駄目なら香草カラー。香草が駄目なら問題はジアミンか…。
そして昨日、「いかがでした?」と伺うと「前に比べたら全然気にならなくなったわ。全く痒くならないわけじゃないけどね」と。原因はアルカリのようです。いつかまた我慢できなくなるようだと次は香草カラーに替えなければなりませんが香草カラーはブリーチ作用をおこなわないため黒髪が明るくなりません。明るめの香草カラーを選択しても白髪だけ明るく染まるのでいつもと違った仕上がりの染まりになります。
「髪は染めたいけど地肌が…」
という方がいらっしゃいましたら是非、アルカリが少なめのカラー
アルカリハーフカラーを試してみてはいかがでしょうか?
コメントを残す