『酸熱トリートメント』というメニューが流行っている。
サロンによっては『髪質改善トリートメント』とよんでいるところもあるようで…。
簡単にどういったものか説明すると『グリオキシル酸』という“酸”を使って髪の中に新たな構造を作ってあげることにより傷んだ髪がしっかりしたり、癖がいくらか収まるというもの。
簡単な説明を読むと、すごく良いモノのように思えるのだが、実は全国で「酸熱トリートメントによってダメージがさらに酷くなった」いう事例がかなりあるようです。
なぜ、こんなことになってしまったのか?
そもそもグリオキシル酸が話題になったのは割と最近で、メーカーも美容師も良くわからずに広め、使用しているのではないだろうか
それと
美容業界にある、「アルカリ性は危険、酸性は安全」といった偏った、極端な考えも失敗へつながっているのでは
勿論、使いどころを理解している美容師もいるのでグリオキシル酸が悪いわけではないだろう。使い手の問題が大きいはず。
イゴラギではグリオキシル酸を取り入れる予定はまだありません。
『流行り物をいち早くメニューに取り入れ、他店との差別化を!』
という考え方は危険です。
当店には“電子トリートメント”があります。
「縮毛矯正してもそんなに傷まないのね」という声もお客様から頂いています。
今はまだグリオキシル酸の必要性を感じません。
コメントを残す