いつごろからだろうか、髪質改善というなという名のメニューが定着したのは…。
当初「髪質なんて変わるわけないのだから、そのうちそんなものはなくなってしまう」と私は思っていたわけですが、イゴラギでもメニューに加えることとなりました。
というのも、『髪質改善』というものがグリオキシルサンによる「残臭」「髪が硬くなる」という問題から新成分の使用、還元剤配合と改良が進み二極化されたことが原因です。
還元剤を入れないことに拘ったトリートメント色の強い従来のもの。そしてもう一つがグリオキシルサンの代わりにレブリン酸、グルコン酸といった架橋作用のある酸と還元剤を配合したどちらかというと縮毛矯正に近いもので、それならソフトストレートということでメニューに加えたらお客様も喜ぶのでは…と思い、レブリン酸配合とグルコン酸配合の二種類を用意いたしました。
なぜ二種類したのかというと、それぞれのいいところが出るように髪質に合わせて使い分けて見たいと考えたからです。

どんな人の、どのような髪に適するのか。
これは「縮毛矯正するほどじゃない弱いくせがある」「ボワッと髪が広がりやすい」といった方に合うと思います。縮毛矯正ほど持続力はありませんが、それがかえってスタイリングしやすいから良いという人もいると思います。
癖はないけどツヤが欲し人は『電子トリートメント』をオススメします。ツヤと手触り最高になります。

強い癖の人は迷わず縮毛矯正をしてください。トリートメントで癖がなくなりというのは幻想です。