以前自分の他のブログでも【オーガニック】については書いていたのですが
キチンとまとめたのを作っておこうと思い新たに書きます。
オーガニックとは何なのか
オーガニックとは有機のこと、農薬や化学肥料にたよらないのが有機です。けれど有機栽培されたものだから「オーガニック」なのかというとそれは違います。オーガニックとよべるのはオーガニック認証機関の認定が必要です。
だから「オーガニック≠有機」です。
詳しくは日本初のオーガニック認証機関である日本オーガニック・ナチュラルフーズ協会のページをどうぞ
オーガニックのイメージ
数年前まで私もオーガニックの意味を知らず無農薬かなんかでしょ?興味なし。といった感じでした。お客様との会話の中にも【オーガニック】という言葉が出てきますが、「よくわからないけど安心なんでしょ?」「オーガニックだからなんだか美味しいような」といったフワ~っとしたイメージを持たれている方が多いようです。
イゴラギのお店の向かいに八百屋さんがあるんですが以前トマトを買いに行ったとき「オーガニックのと、そうでないのとあるけどどっちにする?」と聞かれ「美味しい方ください」と答えると「オーガニックの方は農家が拘って作ってるけどこっちの方がおいしいよ」とそうでない方をすすめられました。オーガニックのもので美味しいものは多いと思いますが、全てがすべてそうではないという事みたいです。
オーガニックシャンプー
今年オーガニック愛用者の一番の衝撃はなんと言っても「ジョンマスターオーガニック」のリコール問題なのでは。どういう事かというとオーガニックシャンプーで有名なジョンマスターオーガニックがシャンプーでラベル表記と実際の成分に違いがあった、つまり成分表示偽装が発覚したんです。「オーガニックシャンプーだと思って使っていたのにそこらのシャンプーと何ら変わりがなかった…。」と嘆いている方もいらっしゃると思います。ですが、そもそもオーガニックシャンプーのどこが他のシャンプーと比べて良いのか考える必要があります。シャンプーとは髪を洗うもの。洗う成分、つまり洗浄成分がメインなわけです。オーガニックシャンプーの場合そこに〇〇エキス、〇〇油、などといったコンディショニング成分が足されているのです。ただ〇〇エキス、〇〇油はオーガニックのモノを使用することは可能ですが洗浄成分だけはオーガニックというわけにはいきません。オーガニックは否定しませんが何でもかんでもオーガニックなら安心という考えは危険だと思います。
ちなみに当店にプロダクトというシャンプーがあります。これは成分中のエッセンシャルオイルだけオーガニック認証で、あとの成分はワイルドクラフテッドだったりナチュラル認証だったり…。オイルだけがオーガニックなので私はこれをオーガニックシャンプーとは思っていません。
次回はサロンのメニューにオーガニックを取り入れられるか考えた記事をアップ予定。
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