この3月に東京オリンピック開催時に提供される食の調達基準が決まる。この中では①オーガニック(有機)食材②農業と福祉が連携し、障害者を雇用して生産している食材③国際認証を得ている食材―が優先的に使われることになる。オリンピック期間中の1カ月と2週間に必要な食料は1500万食で、このうちどれだけを日本の農産物で賄えるかが課題になっている。WEDGE REPORT 2017年1月16日 2020年東京五輪、日本の食材を提供できないワケ 中西 享 (経済ジャーナリスト) 

今年の一月の記事ですがオリンピックの食材も今ではオーガニックでなければいけない時代になってきました。食の「安心・安全」を考えたらあたりまえなのかもしれません。

ヘアサロンでもオーガニックのヘアケアやヘアカラーを打ち出しているサロンが増えています。もちろんメーカーがオーガニックというキーワードを大切にしているので増えるのは当然です。ただ、オーガニックヘアカラーと言っても、オーガニック成分を数パーセント配合しただけのモノから、オーガニック認証成分を90パーセント以上配合したものまでいろいろです。

今日はオーガニックの紅茶を飲みながら書いていますが、これが美味しい!さすが日東紅茶です。ただ、オーガニックだから美味しいのか?日東紅茶だから美味しいのか?ダージリンが好きなだけなのか?その辺は不明で「やっぱりオーガニックは美味しいな」なんて言ってしまうと『オーガニックカラーだから傷まない』『よく染まる』などと言っている美容師と同じになってしまうので注意が必要ですね。

中には、『植物の力でアルカリや過酸化水素の配合量を従来のカラー剤よりも15%カットしているので、頭皮や髪へのダメージを最小限に抑えることができる』と言われるカラーリストもいますが

これ、ちょっと違っていてメーカーは「植物のチカラを用いて染まりをよくすることでアルカリや過酸化水素の配合量を抑え…」そう植物のチカラが加水、アルカリをカットしているのではないのです。

メーカーはアルカリの配合量を抑え過酸化水素のパーセンテージも一般的な6%から5.5%にしても植物のチカラで染まりやすくなっているから良く染まる。と言っている事です。

オーガニックヘアカラーは今後もっともっと広まっていくと思いますが、それと同時に正しい知識を持ったサロン、美容師が増えることを希望します。

因みに当店のヘアカラーもお客様から「刺激臭がほとんどなく、頭皮がしみない」と喜ばれています。